韓国料理を思いうかべるときに、漂う香ばしい香り。まさにゴマ油によるもの。韓国料理を作るときにはかかせないアイテムであり、韓国国民にとって最も身近な食材の一つです。
ソウル江南（カンナム）のアパート団地の連なる一角にある、小さな製油所から始まった「クイーンズバケット」は試行錯誤の末、まっとうな食づくりに向き合ってきました。ゴマの収獲から倉庫保管に至るまで、特別な管理と厳しい選別を通じてゴマの品質を最優先しています。日本においても定番食材であるゴマ油も、広く流通しているものは、しばしば270度以上の高温でゴマを炒めて作ることが一般的。対してこのゴマ油とエゴマ油は、コールドプレス方式という方法では遠赤外線で低温搾油するので、素材の栄養分がそのまま生きています。丁寧に製造された油は、おいしさの面だけでなく、栄養面でも優れています。
まっとうで透明性の高い「食」づくり
2つの写真とも、左側がクイーンズバケットで、対して右側が市販のゴマ油。クイーンズバケットでは韓国産ゴマを低温搾油してゴマ本来の味と色を生かしています。一方、市販品の多くが安価な中国産のゴマを使用し、燃やすように高温で炒って作られています。クイーンズバケットの油は、「おいしそうに感じさせる」香料や着色のための添加物を使わず、適切な温度管理のもとに製造される、味と栄養を守る健康な油です。
ソウルの都市型工場
2019年にはソウル東大門に都心型工場をオープンしました。クイーンズバケットでは韓国の農林水産省とも協働。ゴマ農家に向けてレクチャーを開いたり、ゴマの種を育てて各地域の土壌に合うゴマの品種を普及させるなどの活動も行っています。自社製品の製造だけでなく、栽培教育や説明会を原料生産者に行うことで関係性をつなげ、未来への食の活動に取り組んでいます。彼らの活動は韓国産のゴマ油、エゴマ油の水準を一段と高め、世界へ先導しています。
おいしいから、大切な人へ贈りたい
焦げた味がないので、どんな料理にかけても抵抗なく召し上がれます。ゴマ本来のほのかな香りと香ばしい味が生きている本製品。韓国料理だけでなく、洋食料理にもよく合います。ゴマ油に玄米酢やバルサミコ酢などを混ぜてサラダドレッシングとしても◎。 特別なレシピの準備なしに、普段の料理の仕上げに少し足すだけで、食卓をより一層満足度の高いものにしてくれます。
ソウル店では、自宅用だけでなく、大切な人への贈り物の定番品となっています。相手を思いやる、健康な食の贈り物としておすすめです。
